中国主導の高速鉄道、在来線活用に転換も

インドネシア政府が、首都ジャカルタと西ジャワ州バンドンを結ぶ高速鉄道事業に関して、新線の敷設を断念し、国鉄クレタ・アピ・インドネシア(KAI)の在来線を活用する方向に傾いていることが分かった。土地収用が大幅に遅れているためだ。ジャカルタ・グローブが伝えた。

ブディ・カルヤ・スマディ運輸相とユスフ・カラ副大統領は7日に会談し、土地収用が大幅に遅れていることから、新線の敷設は困難との見方で一致した。

ブディ運輸相によると、既存路線の活用はカラ副大統領の提案で、新たに駅を設置する必要も無く、500~800カ所の踏切を立体交差化するだけで済むという。工費は新線敷設より30兆ルピア(約2,466億円)安い50兆ルピアで収まると試算した。バスキ公共事業・国民住宅相によると、踏切を立体交差化すれば、列車の運航速度は、現行の時速90キロメートルから同150キロにまで引き上げ可能という。

ジャカルタ―バンドン高速鉄道は中国が51億米ドル(約5,515億円)で受注、インドネシアと中国の合弁会社インドネシア中国高速鉄道社(KCIC)が運営主体となっている。総延長142.3キロメートルの同鉄道は、当初2019年5月末の完工を目指していたが、現時点で土地収用率は50%強にとどまっている。


関連国・地域: 中国インドネシア
関連業種: 電力・ガス・水道金融・保険建設・不動産運輸・倉庫政治

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