NNA ASIA

【アジア取材ノート】多文化受け入れる土壌強みに マレーシアのゲーム業界

[photo1]石油やパーム油、天然ゴムなど労働集約型の一次産品への依存から脱却するため、産業の高付加価値化を急ぐマレーシア政府が、昨今注力しているのがゲーム産業の育成だ。東南アジアのゲーム開発拠点としては、長らくシンガポールが先頭に立っていたが、コストの上昇で周辺国への移転が進んでいる。多文化・多民族国家であるマレーシアは、欧米・アジア双方のコンテンツを受け入れる土壌を持つことを強みに、産業の発展を目指す。
降旗愛子=文・写真