テイクオフ:日本のスーパーで買い物…

日本のスーパーで買い物をするときは、例えば大根で300円と150円の2種類があれば、「お買い得だ」と当たり前のように安い方を選んでいた。ただ最近気付いたのだが、上海では行動が逆になっている。

野菜や肉を中心とした食品の話だが、家計の許す範囲でできるだけ高いものを手に取るようになった。理由は、当地に暮らす人にとっては言わずもがな、安全性の問題。あまりに安い食べ物は生産現場を想像して心配になる。もちろん高ければそれで良いという訳ではないが、いつしか値段が一つの安全、安心の基準になった。

先ごろ閉幕した全人代では、今年も食品の安全向上に取り組むとの方針が示された。2020年までの第13次5カ年計画でも、食品の安全対策を強化することが盛り込まれている。ただ食の問題は、当地に暮らす全ての人にとって、数年先と言わず今日明日にでも解決してほしい喫緊の課題だろう。(翠)


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関連業種: 社会・事件

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