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ホンダ、新型シティ発売=月2千台販売目標

ホンダ・マレーシアは2日、小型乗用車「シティ」のマイナーチェンジモデルを正式発売した。同車種は、非国民車メーカー車種として国内最大の販売台数を誇る旗艦モデル。新型では、Bセグメント(小型車・コンパクトカー)の価格で、上位セグメントに相当する居住空間と装備を実現した。月間販売目標は2,000台に設定。販促を強化し、国内販売シェア19.2%を記録した同社の地位を、さらに高める。

新型シティは、2014年に発売された第4世代モデルをベースに開発した。政府の定める省エネルギー車(EEV)認証の対象車種で、国内ではS・E・Vの3グレードを販売する。

モデルチェンジの特徴は、Bセグメントに求められる手頃な価格を維持しながら、Cセグメント(中型セダン)相当の装備、Dセグメント(プレミアム・大型セダン)相当の居住空間を実現したことにある。

まず、販売価格(GST=消費税および保険料込み)は、マレー半島部でグレードSが7万8,300リンギ(約201万円)、グレードEが8万4,600リンギ、グレードVが9万2,000リンギ。グレードVとEは前モデルと同じ価格を維持し、グレードSは、前モデルのSプラス(旧モデルのグレードSとグレードEの中間に位置)の装備と性能で、1,000リンギの値下げを実現した。

装備では、キーレス発進を可能にするプッシュスタートボタン、発光ダイオード(LED)の昼間点灯(DRL)、一定以上の速度から急ブレーキを踏むとハザードランプが自動的に作動する「緊急停止シグナル(ESS)」、車両挙動安定化制御システム(VSA)、坂道発進補助装置(HSA)などを標準仕様として、安全性と利便性を高めた。グレードVでは、LEDフォグライト、マルチアングル・リバース・カメラ、6つのエアバッグなど、Cセグメント相当の機能を備える。居住空間の快適性も高め、トランクもゴルフバッグの収納が可能な536リットルに拡大した。

車体カラーは、ルナシルバーメタリック、クリスタルブラックパールなど全5色。

新型シティは、完全ノックダウン(CKD)生産モデルで、ホンダのマラッカ工場で生産する。新型シティの販売開始は、東南アジア諸国連合(ASEAN)ではタイに続く2カ国目となる。

■ホンダ車シェアで世界最大

ホンダ・マレーシアの林克人社長兼最高経営責任者(CEO)は同日、スランゴール州で行われた新型シティ発表会で、販売目標台数は月間2,000台だと明らかにした。今年の販売目標台数10万台の達成に向けた主力車種として、1月に投入したクロスオーバー多目的車(CUV)のBR―Vとともに販促を強化する。BR―Vは同日までに、予約台数が8,500台以上となった。

また林CEOは、マレーシアで昨年記録した全体での販売シェア19.2%は、ホンダ車の販売シェアを国別で見た場合、全世界で首位だったことも明らかにした。同CEOは、「販売台数も重要だが、市場シェア拡大も重視したい」と強調。今後も他社ユーザーの乗り換え需要に応えるため、適切な新モデル投入と、アフターサービスやショールームの拡充を進める方針を示した。

ホンダ・マレーシアの林CEO(右)は、新型シティの販売に自信を示した=2日、スランゴール州(NNA撮影)

ホンダ・マレーシアの林CEO(右)は、新型シティの販売に自信を示した=2日、スランゴール州(NNA撮影)


関連国・地域: マレーシア日本
関連業種: 自動車・二輪車運輸マクロ・統計・その他経済

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