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三菱自の現地工場、政府優遇車生産に専念へ

三菱自動車は、来年10月をめどにフィリピン工場で2車種の生産を終了する。2018年1月から現地で導入される欧州連合(EU)の排ガス基準「ユーロ4」に現行モデルが対応していないためだ。政府優遇策「包括的自動車産業振興戦略(CARS)」プログラムの認定を受け、来年初頭から生産を始める小型車「ミラージュ」の生産に当面は専念する。19日付マニラブレティンなどが伝えた。

現地法人、三菱モーターズ・フィリピンズ(MMPC)のフロイラン・ディティアンケン第一副社長(マーケティング部門)が、このほど明らかにした。生産を終了するのは、商用バン「L300」とアジア・ユーティリティー・ビークル(AUV)「アドベンチャー」。2車種は合わせて、MMPCの販売台数全体の約3分の1を占める主力モデルだ。

同氏によると、MMPCは来年、16年見込みから2割増となる7万4,000台の販売を目指す。フィリピンの新車市場は拡大しており、生産最終年となる2車種のほか、CARS認定のミラージュ、タイから輸入するスポーツタイプ多目的車(SUV)「モンテロスポーツ」などで、販売拡大を狙う。

ディティアンケン氏は、「2018年はミラージュの生産に専念する」とコメント。17年に生産を終了する2車種については、代替モデルを海外から完成車(CBU)で輸入する方針を示した。車種など詳細は明らかにしていない。

MMPCは、ユーロ4対応エンジンを搭載したL300の新モデルを将来的に生産する計画。時期は未定。フィリピン専用車のアドベンチャーについては、将来的に生産を再開する予定はないという。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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