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中国産りんご、香港経由で世界に輸出へ

中国本土産のりんごを香港経由で世界に輸出しようとする動きが広がっている。味や品質で力をつけてきた本土産りんごだが、さまざまな貿易障壁が生じて各国・地域への輸出が困難となっていることが背景にある。11月30日付大公報が伝えた。

青果の業界団体、中国果品流通協会はこのほど、農産物貿易大手の香港日昇(農業)発展、電子商取引(EC)サイト「沃鮮生活」を運営する北京沃鮮網楽技術の2社と、本土産りんごの輸出に向けて協力することで合意した。香港日昇(農業)発展は香港と海外での販売・マーケティングを担当。北京沃鮮網楽技術はECサイトを構築し、海外輸出に適した上質なりんごを提供する農家を全国から探せるようにする。まずは年内にもこのECサイトを通じて、香港市場に本土産りんごを投入する見通し。

農産物の加工を手掛ける煙台泉源食品(集団)(山東省煙台市)は、香港市場を足掛かりに世界への輸出を模索している企業の一つ。同社は今年2月から、香港でりんごチップスをはじめとするりんごの加工品の販売を開始。今後は韓国やシンガポールといった海外市場への進出を狙っている。

中国農業省農村技術開発センターの王強・副主任によると、今年の本土産りんごの輸出は前年比4割増の120万トンと、過去最高となる見通し。ただ本土のりんご生産量は、2018年に世界の3分の2に相当する5,000万トン余りに達すると予想されており、過剰生産問題の解決に向けて加工技術の向上などが課題となっている。


関連国・地域: 中国香港
関連業種: 農林・水産IT・通信小売り・卸売りサービスマクロ・統計・その他経済

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