EGL、大阪のホテルは来年開業目指す

日本への団体ツアーを主力とする香港の旅行大手、東瀛遊控股(EGLホールディングス)の袁文英会長は7日、大阪で開発するホテルが来年末の開業を目指していると明らかにした。

先月末に発表した2016年6月中間期決算の報告書でホテルの開発計画に触れていた。大阪市天王寺区に、客室350室のビジネスホテルを設ける。

袁会長によると、おもてなしの心で意気投合した日本の企業がホテルの運営パートナーになるという。ラウンジでは午後9時からビールとワインの飲み放題、10時からはラーメンの提供など特徴的なサービスを打ち出す計画。1泊朝食付きで1万円以下の料金設定とする。

部屋は琉球畳にベッドを据えたつくりにする。海外旅行者は日本の畳に憧れるが、高齢者が畳で寝るのは疲れるとして、「これからのホテルのトレンドは畳の上にベッド」と語った。

袁会長は訪日旅行者の増加に伴い、日本の宿泊施設不足を解消することが火急の課題になっていると指摘。「今後は沖縄や京都でのホテル開発を視野に入れている」ことも明らかにした。

■外務大臣表彰を授与

香港の日本総領事館では7日、EGLの袁会長に対する外務大臣表彰伝達式が行われた。松田邦紀総領事(大使)が表彰状を袁会長に手渡した。

日本政府は、袁会長が長年、旅行業を通じて日本の地域活性化に貢献したとして、2016年度外務大臣表彰の授与を決定した。

在香港日本国総領事館で、EGLの袁文英会長(左)に対する外務大臣表彰伝達式が行われた。袁会長は「今後はこれまでの倍の力で香港と日本をつなげていきたい」と力を込めた=7日、セントラル(NNA撮影)

在香港日本国総領事館で、EGLの袁文英会長(左)に対する外務大臣表彰伝達式が行われた。袁会長は「今後はこれまでの倍の力で香港と日本をつなげていきたい」と力を込めた=7日、セントラル(NNA撮影)

袁会長は1995年の阪神淡路大震災や2011年の東日本大震災の発生後に訪日旅行者が減る中、赤字覚悟で送客を早期に再開。被災地にはEGLや個人としての義援金を自ら出向いて届け、震災復興を支援した。日本の20団体以上の観光大使を担うなど、地方の観光促進や活性化にも貢献している。

袁会長は、「今回の表彰は感無量。今後はこれまでの倍の力で香港と日本をつなげていきたい」と述べた。

外務大臣表彰は、日本と諸外国との友好親善関係の増進に貢献し、特に顕著な功績のあった個人・団体に授与するもの。今年度は142人の個人と31の団体が表彰されている。


関連国・地域: 香港日本
関連業種: 金融・保険商業・サービス建設・不動産観光・娯楽社会・事件

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