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〔政治スポットライト〕日本人潜水艦専門家の視察、SA州で波紋

日本人潜水艦専門家16人が26日、南オーストラリア(SA)州アデレード近郊のオズボーンにある政府系造船会社ASCの潜水艦ベースを視察したことが分かった。SA州政府とオーストラリア製造業労組(AMWU)は、連邦政府から事前に連絡がなかったとし、アボット政権が公約を破って次期潜水艦の建造を日本など海外で行うのではないかと懸念している。【NNA豪州編集部】

在豪日本大使館がNNA豪州に明らかにしたところによると、16人は日本政府関係の船舶専門家だという。

SA州のマーティン・ハミルトン・スミス国防産業相は「連邦政府からSA州政府に連絡がなかったことに驚いている。(日本からの専門家の視察は)SA州の産業や造船業の労働者にとって歓迎されるニュースではないだろう」と述べた。アドバタイザー紙によれば、同国防産業相は同紙からの情報で日本からの視察を知ったという。

またAMWUのジョン・カミロSA州支部書記長も「事前連絡もなく、視察理由の説明も受けていない。潜水艦の建造で誤った決定が下されるなら、SA州で数千人の労働者の生活に影響が出るだろう」とした。

ASCのブルース・カーター会長は視察に関するコメントを拒否したが、デビッド・ジョンストン国防相は「何もやましいことはない」としている。

与党保守連合(自由党・国民党)は昨年の総選挙時に、公約としてアデレードで次期潜水艦を建造するとしていた。ただ、国防関係者の間には、次期潜水艦の設計・建造は外資との合弁で進められる可能性が高いとの声も出ている。


関連国・地域: オーストラリア日本
関連業種: その他製造マクロ・統計・その他経済政治

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