米アップルは、タイで腕時計型端末「アップルウオッチ」を17日に発売する。ウエアラブル端末市場の拡大とともに、フィットネス用機器市場の競争が激化すると予想…

タイ

米アップルは、タイで腕時計型端末「アップルウオッチ」を17日に発売する。ウエアラブル端末市場の拡大とともに、フィットネス用機器市場の競争が激化すると予想される。２日付バンコクポストが伝えた。
アップルウオッチの販売モデルは「アップルウオッチスポーツ」（国内販売価格１万3,500~１万5,000バーツ＝４万9,000~５万5,000円）、「アップルウオッチ」（２万500~２万2,500バーツ）、「アップルウオッチエディション」（39万5,000~47万バーツ）の３タイプ。国内のアップルの販売代理店「アイスタジオ」の11店舗やオンラインストアで購入が可能だ。
タイでは現在、約10ブランドがウエアラブル端末市場に参入しており、大半がフィットネス用機器を主軸としている。
先月には、米国のウエアラブル端末機器最大手フィットビット（Fitbit）が本格販売を開始。同社のマーケティング担当者によると、昨年はフィットネス用機器がウエアラブル端末市場の約70％を占めたという。
調査会社ＩＤＣタイランドは、「アップルウオッチの発売により、新たな需要が生まれる」と分析。タイ国内でのウエアラブル端末販売は2017年までに本格的に拡大し、年間100万個規模の市場になると予想している。

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