中国電子商取引（ＥＣ）大手、阿里巴巴集団（浙江省杭州市、アリババグループ）が25日に発表した2025年７～９月期（第２四半期）決算は、純利益が前年同期比52.2％減の209億9,000万元（約4,630億円）だった。減益は５四半期ぶり。クイックコマース（食料品や日用品の短時間配達）事業をはじめ売り上げは堅調だったが、販売・マーケティング費が２倍に膨らんだ。ＥＣやフードデリバリーをはじめとする各業界の激しい競争の中、販促を進めたことが響いたとみられる。