スズキは26日、インド西部グジャラート州でグループ初の電気自動車(EV)「eビターラ」の生産を開始したと発表した。日本を含む世界100カ国・地域に輸出する。また、東芝とデンソーと共同で運営するインドでのリチウムイオン電池の製造会社が電極とセルの生産を始めたことも明らかにした。ストロング・ハイブリッド車(HV)用電池に組み込まれる。インドにとって電極の国産化は初。同日に開催した記念式典にはモディ首相が出席し、「(子会社の)マルチ・スズキはインドの製造業振興策『メーク・イン・インディア』を体現するブランド大使となった」と話し、ともに喜びを分かち合った。