中国政府が鉄鋼の供給過剰問題に取り組むため、国内鉄鋼部門の「無秩序な競争」を解消する方針を示したことを背景に、鉄鉱石の先物価格は先週、１トン当たり約97米ドル（約１万4,000円）と６週間ぶりの高値に上昇した。オーストラリアの資源大手のＢＨＰやリオ・ティント、フォーテスキューにとっては明るい兆しが見えてきた格好だ。７日付オーストラリアンが伝えた。