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ベトナム

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ベトナム南部バリアブンタウ省のフーミー港に13日、外国人観光客約6,000人を乗せたシンガポールのクルーズ船「スターボイジャー」が寄港した。同港でシンガポール行きのスターボイジャーに、ベトナム人観光客200人も乗船した。国内観光客がフーミー港から国際クルーズツアーに出発するのは初めてで、国内のクルーズ船観光業界にとって、重要な転換点となる。16日付トイバオキンテー電子版が報じた。
旅程は、シンガポールを出発してフーミー港に寄港し、再びシンガポールに戻る４泊５日となっている。スターボイジャーを運航するスタードリーム・クルーズのマイケル・ゴー会長によると、これまで豪華クルーズ船はシンガポールやジャカルタ、バンコクなどから出航していたが、ベトナム人観光客を取り込むためにフーミー港向けのツアーを企画したという。
ゴー氏は「当社はベトナム人観光客向けに海外行きの豪華クルーズ船を運航する初の企業だ。初のチケット販売では６月13日、17日、21日出発の便が全て完売した」と語った。
サイゴンツーリスト・トラベルの担当者は、クルーズ船で外国人観光客とベトナム人観光客の両方を取り込めるようになったことで、クルーズ船観光の成長の可能性が高まったとの見方を示している。

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