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中国と民意のはざまで揺れる

民族勢力、「国軍打倒」に温度差

ミャンマーで、少数民族武装勢力がここ1年で紛争の主役に躍り出てきた。2021年2月の軍事クーデター後、国軍打倒を目指す若者らを支援し勢力拡大の機会を探ってきた結果だ。筆頭は、昨年10月に一斉攻撃「作戦1027」を開始した3勢力で、支配地域を拡大している。ただ、停戦を呼びかける中国の意向と民意のはざまで姿勢を明確にできていない。一方で一部勢力は軍事政権への強硬姿勢を示している。抵抗勢力の「国軍打倒」に温度差がある状況となっている。【小故島弘善】

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