米国でバイデン大統領が2期目の出馬を取り下げたことで、2025年には新政権が発足することが確実になった。アジアへの関与が小さかったトランプ政権の後を受けて発足したバイデン政権の米国は、東南アジアにとっては期待と失望が入りまじる存在だった。中国は、米国の次期大統領が誰になったとしても関係改善が難しい見通しである一方、インドは民主・共和党のどちらが政権を担っても関係を深化させる可能性がある。
米国でバイデン大統領が2期目の出馬を取り下げたことで、2025年には新政権が発足することが確実になった。アジアへの関与が小さかったトランプ政権の後を受けて発足したバイデン政権の米国は、東南アジアにとっては期待と失望が入りまじる存在だった。中国は、米国の次期大統領が誰になったとしても関係改善が難しい見通しである一方、インドは民主・共和党のどちらが政権を担っても関係を深化させる可能性がある。