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【24年総選挙】与党優勢で終盤戦へ

医師対立を評価、野党内紛で後退

韓国の国会議員総選挙の投開票まで約1カ月。与党は、医学部の定員拡大を巡り反対する医師側との対立姿勢などが評価され、支持率は上昇傾向にある。一方、野党は公認候補者の選考で内紛が表面化し、離党者が相次ぐなど混迷が続く。注目を集めた「第三極」は新党の合流が決裂したことで影響力が低下している。4月10日投開票の選挙戦は、与党優勢で最終コーナーに差しかかった。【中村公】