「途上国の薬局」に打撃か、最高裁で特許争う
スイスの製薬大手ノバルティスがインド特許庁(IPO)を相手取り、最高裁判所できょう22日から最終弁論を行う裁判が、大きな注目を集めている。国内における特許の基準が争点で、ノバルティスの主張が認められれば、国内の製薬業界が大きな影響を受けるだけでなく、「発展途上国の薬局」としてのインドの役割にも打撃が加わりかねないからだ。
スイスの製薬大手ノバルティスがインド特許庁(IPO)を相手取り、最高裁判所できょう22日から最終弁論を行う裁判が、大きな注目を集めている。国内における特許の基準が争点で、ノバルティスの主張が認められれば、国内の製薬業界が大きな影響を受けるだけでなく、「発展途上国の薬局」としてのインドの役割にも打撃が加わりかねないからだ。