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沖縄県の鶏卵輸出が増加基調

2カ国・地域向け、新枠組みも

沖縄県の鶏卵の輸出が増えている。食品貿易事業を手がけるエングループ沖縄(那覇市)がシンガポールと香港向けの出荷量を拡大していることが背景にある。同社によると、日本からシンガポールに輸出された鶏卵輸出量のうち沖縄からの出荷量の割合は2020年の約5割から21年には約6割まで拡大。昨年には県産鶏卵の海外での販売増に向けた新たな枠組み「畜産物輸出コンソーシアム」が立ち上がり、今後のさらなる輸出増に期待が寄せられている。【清水美雪】