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苦境のカンタス、航空機の売却案も浮上

投資家のグレッグ・ウーリー氏が、経営難にあえぐカンタス航空に対し、カンタスが保有する航空機をセール&リースバック方式で処分する方策を提案している。実現すれば、カンタスは50億豪ドル(約4,693億円)以上を調達することが可能とみられ、格安航空会社ヴァージン・オーストラリア(豪ヴァージン)との競争が激化する中、財政難の緩和につながるとの見方も出ている。