鴻海精密工業など台湾のＥＭＳ（電子機器の受託製造サービス）大手３社は、向こう５年でインドに計９億米ドル（約950億円）近くを投資する計画のようだ。背景には…

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鴻海精密工業など台湾のＥＭＳ（電子機器の受託製造サービス）大手３社は、向こう５年でインドに計９億米ドル（約950億円）近くを投資する計画のようだ。背景には３社が組み立てを手掛ける米アップル製品の生産移管があるとの見方も出ている。聯合報などが伝えた。
消息筋によると、鴻海はインド政府が今年導入した奨励金制度「生産連動型奨励制度（ＰＬＩ）」を活用し、台湾元ベースで約158億台湾元（約574億円）の投資計画を申請済み。緯創資通（ウィストロン）は約51億3,000万元、和碩聯合科技（ペガトロン）は約47億3,000万元をそれぞれインドに投資することを決めたとされ、緯創と和碩の２社もＰＬＩを活用する予定という。
緯創はインドでアップルの廉価版スマートフォン「iPhone（アイフォーン）ＳＥ」（第２世代）の組み立てを展開。現在の月産量は20万台で、年末には40万台まで生産能力を高める計画とされる。
鴻海は中国子会社の富士康科技集団（フォックスコン）を通じ、中国スマホ大手の小米（シャオミ）製品などをインドで組み立てている。今回の投資はiPhone製品の組み立て拡大に向けた動きとの指摘もある。
和碩はインド進出に向けて交渉を進めており、同国南部のタミルナド州での工場設置が有力視されている。
ＰＬＩは、携帯電話と特定の電子部品を生産する企業に対して、売上高の増加額（基準年比）の４～６％を基準年から５年間にわたり、奨励金として支給する制度。インドはＰＬＩの導入で、輸出と製造業で世界の中心的な役割を持つ市場への転換を目指している。

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フィリピン

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香港貿易発展局（ＨＫＴＤＣ）は、2026年の香港の輸出額が前年比８～９％増加するとの見通しを示した。人工知能（ＡＩ）関連の電子製品に対する旺盛な需要が続い…

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ベトナムの対米輸出に相互関税の影響が及び始めた。繊維・衣類の対米輸出額はトランプ大統領による20％の相互関税が発動した８月７日より前は駆け込み出荷で拡大…

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日本貿易振興機構（ジェトロ）がこのほど発表した「2025年度海外進出日系企業実態調査アジア・オセアニア編」で、フィリピンに進出する日系企業の75％以上が2025…

オーストラリアのチャルマーズ財相は12日、外資審議委員会（ＦＩＲＢ）の勧告を受け、オーストラリアの造船大手オースタルの株式における韓国同業ハンファの保有…

インド自動車工業会（ＳＩＡＭ）が12日発表した2025年11月の国内乗用車販売台数（出荷ベース）は、前年同月比18.7％増の41万2,405台だった。11月としては過去最多…

中国自動車工業協会は11日、中国の2025年11月の新車販売台数（輸出含む）が前年同月比3.4％増の342万9,000台だったと発表した。プラスは10カ月連続。伸び率は10月…

中国インターネット通販大手の京東集団（ＪＤドット・コム）が、香港の一等地にあるオフィスビルの権益50％を買収することが分かった。取引額は約35億HKドル（約…

人工知能（ＡＩ）の普及を背景とした需要の急増で、ファウンドリー（半導体の受託製造）世界最大手の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）など台湾の先進半導体・メモリ…

韓国政府は10日、半導体産業育成計画を発表した。京畿道に造成中の「半導体メガクラスター」には、民間主導で2047年まで総額700兆ウォン（約74兆円）を投じて計1…

台湾ＥＭＳ３社、インドに９億米ドル投資か

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