日清食品の現地法人インドニッシンフーズが、調理済み食品を手掛けるキャピタル・フーズ買収で交渉中との話が浮上している。買収が成功すれば、商品ラインアップ…

インド

日清食品の現地法人インドニッシンフーズが、調理済み食品を手掛けるキャピタル・フーズ買収で交渉中との話が浮上している。買収が成功すれば、商品ラインアップの拡充につながるとの指摘もある。関係筋の話として、16日付エコノミック・タイムズ（電子版）などが伝えた。
報道によると、日清は現在、キャピタル買収に関するデュー・デリジェンス（事業・財務状況調査）を実施中。買収価格は50億～60億ルピー（約78億3,000万～94億円）、あるいは昨年度の売上高14億5,000万ルピーの３～４倍と見積もっているという。
キャピタル・フーズは「チンズ・シークレット」のブランド名で中華料理のラインアップのほか、調味料の「スミス・アンド・ジョーンズ」ブランドなどを展開している。ある専門家は「キャピタルは、即席麺などを手がける日清のラインナップを補完することができる」と語る。
一方、日清とキャピタルは共にこの報道を否定。日清の関係者はＮＮＡに対し「コメントは特にない」とした上で、「インド事業拡大に向けて、適当なブランドがあれば買収は選択肢の一つと考えているが、現時点ではそうした対象は見つかっていない」と説明した。キャピタルのアジャイ・グプタ社長もエコノミック・タイムズに対し、「当社は成長を続けており、販路も広げている。いかなる企業とも事業売却などについて協議をしていない」と述べた。
■東部工場の稼働間近
日清は今年11月に東部オディシャ（オリッサ）州の工場を稼働する予定。工場はブバネシュワールの食品工業団地クルダに建設中で、南部バンガロールと北部ハリヤナ州に続き、インドで３カ所目の即席麺工場となる。敷地面積は約２万6,000平方メートルで、年産能力は明らかになっていないものの、まず２つの製造ラインで稼働の予定という。

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中国自動車工業協会は11日、中国の2025年11月の新車販売台数（輸出含む）が前年同月比3.4％増の342万9,000台だったと発表した。プラスは10カ月連続。伸び率は10月…

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