インド製ユーティリティー・ビークル（ＵＶ）の人気が海外にも広がっている。2013/14年度（13年４月～14年３月）に４万3,433台だった輸出台数は、15/16年度に11万…

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インド製ユーティリティー・ビークル（ＵＶ）の人気が海外にも広がっている。2013/14年度（13年４月～14年３月）に４万3,433台だった輸出台数は、15/16年度に11万8,721台と2.7倍余りに急拡大した。ビジネス・スタンダード（電子版）が24日に伝えた。
ＵＶの増加は、２年連続で減少した通常の乗用車輸出と対照的。乗用車の輸出台数は、13/14年度の55万1,218台から15/16年度には53万2,053台に減っている。この結果、乗用車にＵＶとバンを加えた輸出台数全体にＵＶが占める割合は、13/14年度の7.3％から15/16年度には18.2％に急上昇した。
15/16年度の車種別のＵＶ輸出台数では、米系フォード・インディアの「エコスポーツ」が８万3,325台で最多となった。韓国系ヒュンダイ・モーター・インディア（ＨＭＩＬ）が昨年７月に発売した「クレタ」は１万9,000台。マルチ・スズキは「エルティガ」を中心とする8,400台前後で、国内ＵＶ最大手マヒンドラ＆マヒンドラ（Ｍ＆Ｍ）は5,600台にとどまった。
クレタの輸出が好調な理由について、ＨＭＩＬのスリバスタバ副社長（販売・マーケティング部門）は、ＵＶの人気が世界的に上昇傾向にあることを反映した結果と説明した。

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