オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第31回 アグリテック業界の現状と課題ITIT一般農林・水産本連載では30回にわたり、オーストラリアとニュージーランド(NZ)を中心にアグリテック企業を特集してきました。今年最後となる今回は、取材から見えてきたア…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第30回「大麦畑からジョッキまで」SA州のトレーサビリティー検証ITIT一般農林・水産食品の原材料調達から生産、消費、廃棄までを追跡するトレーサビリティー(追跡可能性)は、安全な食品求める消費者の需要に応えるために重要性が増しています。…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第29回 ゾンディ(Zondii)の食品偽装検知技術ITIT一般農林・水産オーストラリアの食品業界は、偽装や不適切な表示により毎年30億豪ドル(約2,770億円)の損失を被っていると言われます。世界での損失額は約720億豪ドルと甚大で…
ニュージーランド【アグリ&フードTECH最前線】第28回 オンサイドのバイオセキュリティーアプリITIT一般農林・水産農場のバイオセキュリティー(防疫対策)は、安全な農産物を作るために非常に重要です。ただ、農場内での病気の発生だけでなく、外部からの侵入も防ぐ必要があり…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第27回 アグリミックスの炭素貯留量測定技術ITIT一般農林・水産炭素クレジットを利用したカーボン・オフセットへの取り組みは、農家の新しい収益源として注目を集めています。ただ、土壌に貯留した炭素量を測定するのには人手…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第26回 オーストラリアのスマーター灌漑プロジェクトITIT一般農林・水産オーストラリアの農業において灌漑は非常に重要な役割を担っています。年間約800億豪ドル(約7兆5,000万円)規模の農業生産高のうち、約30%は灌漑農業が占める…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第25回 VRMバイオロジックのリジェネラティブ農業農水バイオ農林・水産農地をただ健康的に保つだけではなく、土壌を修復し改善しながら環境を再生し気候変動対策に貢献する新しい農法、「リジェネラティブ農業(環境再生型農業)」が…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第24回 ゴーテラのハエを活用した生ごみ処理技術製造IT一般食品・飲料その他製造農林・水産環境オーストラリアなど世界中で、廃棄物を資源と考え、リサイクルして再活用することで資源を循環させる「循環型経済(サーキュラーエコノミー)への取り組みが広が…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第23回 アグペイの農業融資プラットフォームITIT一般農林・水産オーストラリアでは、銀行と違い預金業務を行わずに信用業務に特化したノンバンクが大きく成長しています。テクノロジーの活用により、ローン申請が簡素で承認に…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第22回 アグロノマイの3D農場管理ツールITIT一般農林・水産アグリテックが盛んとなり、生産者が利用できる農業に関するデータは今や大量に存在します。ただ、実際にデータを活用し意思決定に取り入れるにはまだハードルが…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第21回 「農産物輸出を支える革新的技術」Agriculture Victoria インタビューITIT一般農林・水産オーストラリア・ビクトリア(VIC)州政府は、農産物をアジア市場に輸出する際の輸送中の温度管理手段として、ほぼリアルタイムでデータを取得する革新的な使…
ニュージーランド【アグリ&フードTECH最前線】第20回 バイオルミックの野菜栽培用紫外線ライトITIT一般農林・水産ニュージーランド(NZ)のライフサイエンス企業バイオルミックが開発した紫外線ライトは、種や若い苗に特殊な光を照射することにより、作物を病気から守り生産…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第19回 リグロウの炭素排出量測定・報告・検証技術ITIT一般農林・水産気候変動対策が急務となる中、温室効果ガス排出量の測定・報告・検証(MRV)に関する取り組みが世界的に進んでいます。政府や企業の活動に起因する排出量を把…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第18回 ファームボットの遠隔水管理ソリューションITIT一般農林・水産農業には水資源が欠かせません。しかしオーストラリアの広大な農地では、管理者が貯水タンクやトラフの様子を確認するために、自宅やオフィスから300キロメートル…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第17回 セレスタグの家畜向けスマートイヤータグITIT一般農林・水産放牧が主なオーストラリアの畜産業界において、生産者の古くからの悩みは、牛の居場所を把握することです。高価な資産である牛は泥棒に狙われることも。今回特集…
ニュージーランド【アグリ&フードTECH最前線】第16回 日本とNZのタッグで世界の農業へロボティクス・プラスとヤマハ・モーター・ベンチャーズ対談ITIT一般農林・水産ニュージーランド(NZ)のアグリテック業界は、農業大国の名に恥じず非常に盛んだ。政府の支援も厚く、外国投資を積極的に誘致している。今回は、その中で最も…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第14回 ヒルリッジの天候インデックス保険ITIT一般農林・水産オーストラリアの農業は、常に天候との戦いです。農業保険により損失を補てんすることは可能ですが、リスクが過大に見積もられ保険料が高額となる傾向があるほか…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第13回 ライプロボティクスの果実収穫ロボットITIT一般機械農林・水産新型コロナウイルスの流行により、オーストラリアの青果業界は深刻な人手不足に見舞われています。まさにその課題を解決すべく、ライプロボティクス(Ripe Robot…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第11回 プロアグニの畜産向け抗生物質無添加サプリ農水農林・水産畜産業界では、家畜の健康を保ち成長を促進するために、抗生物質が添加された飼料を与えることがあります。ただ、乱用すると抗生物質が効かない耐性菌が増殖する…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第10回 スワンシステムズの灌漑ソリューションITIT一般農林・水産万年水不足に悩まされているオーストラリアでは、灌漑(かんがい)システムは農業におけるライフラインです。スワンシステムズのソフトウエアは、あらゆる重要な…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第9回 キャラパック(carapac)の甲殻類の殻製包装フィルム食品食品・飲料化学一般その他製造環境食品産業にとって、プラスチックの使用量削減は大きな課題です。キャラパックはこの問題に対処すべく、水産品の生産過程で廃棄される甲殻類の殻を原料とした包装…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第8回 穀物業界の最新技術5件を一挙紹介!ITIT一般農林・水産10月14日に穀物業界向けスタートアップ企業のピッチイベント「グレインズ・アグテック・ショーケース」が行われました。今回はそこで紹介されたオーストラリア企…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第7回 ドシ(doshii)のPOSシステム連携ITIT一般外食・飲食新型コロナウイルスの流行を背景に、外食産業は転機を迎えています。デリバリーや店内での非接触型の注文、オンライン予約など、飲食店が消費者と関わる手段は格…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第6回 ジオラ(Geora)のブロックチェーン技術ITIT一般農林・水産農業サプライチェーンでは、多くの取引が手作業で行われており、複雑性からくる関係者間の信頼や透明性の欠如が課題となっています。その解決策として大きな注目…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第5回 ソイルカーボン(Soil Carbon Co)の土壌炭素貯留ITIT一般農林・水産農業は、農機や堆肥の利用により温室効果ガスを排出することから、地球温暖化を助長する産業の一つと言われています。ソイルカーボンはその概念を覆すべく、農地…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第4回 アゲリス(Agerris)の農業用スマートロボットITIT一般機械農林・水産オーストラリアの農業の課題の一つに、労働者の確保があります。人件費が高いだけでなく、最近では新型コロナウイルス感染症により移民労働者が入国できないなど…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第3回 スプラウト・スタック(Sprout Stack)の屋内栽培技術ITIT一般農林・水産干ばつ、山火事、害虫など、すべての脅威から完全に守られた環境で野菜を栽培する――。スプラウト・スタック(Sprout Stack)は、貨物コンテナの中で垂直農法を…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第2回 ジ・イールド(The Yield)の微気候予測ITIT一般農林・水産農作物の生産者にとって最大の敵は、天候だと言われます。気候変動による不安定で予測不可能な天候条件は、作物の生育に直接影響するため、生産者の悩みの種です…
オーストラリア【アグリ&フードTECH最前線】第1回アグリウェブ(AgriWebb)の牧場管理ツールITIT一般農林・水産農業が主要事業であるオーストラリアでは、農業・食品テクノロジー(アグリテック/フードテック)関連のスタートアップ企業が200社以上存在し、しのぎを削ってい…