第20回（最終回） 海外向けのインターネット通販で、輸送費をいかに下げるかは、最終的な販売価格を現地の消費者に受け入れられやすくする上で重要な要素になる。…

第19回 サケ、マス、イクラの加工食品を製造する丸あ野尻正武商店（北海道斜里郡）の押久保隆史東京営業所長は昨年夏、海外で初めて商品を売ろうとした時のこと…

第18回 ヤマトホールディングスは今年４月から、日本の通販業者が巨大なインターネット通販市場、中国へ販売を拡大するための物流インフラとなる新サービス「ヤマ…

第17回 ヤマトグループは今年４月、日本を介さない三国間で初めてとなる翌日配送サービスをシンガポール・マレーシア間で始めた。「クロスボーダー配送サービス」…

第16回 全日本空輸（ＡＮＡ）の貨物事業会社、ＡＮＡＣａｒｇｏが空港間をつなぎ、ヤマト運輸がそれを送り手と受け手がつながるところまで伸ばした。香港では楽天…

第15回 全日本空輸（ＡＮＡ）と沖縄県による国際物流ハブ設置に絡んで、もう一つ、重要な役割を演じる企業が現れる。宅配便最大手のヤマト運輸だ。 ヤマトは日本…

第14回 「輸出は50倍に増えたが、まだまだ足りない」。沖縄県の商工労働部の玉城恒美・産業振興統括監は穏やかながら、自信と固い意思がこもった口調でそう語る…

第13回 クールＥＭＳの強みは何か。宅配便のように保冷車や航空輸送用の保冷コンテナ、保冷倉庫を使いながら輸送する場合、途上のどこかで外気に触れてしまう。し…

第12回 物流業界では今、新鮮さが求められる商品を国境をまたいで個人へ届けるクール便が注目を浴びている。日本郵便は国際スピード郵便（ＥＭＳ）の保冷配送サー…

第11回 「非公式を公式なものにする」（ユニオン・ピーのラシャプル・パニット海外マーケティング部長）。同社は、リーマン・ショックを機に事業の柱を欧米向け輸…

第10回 タイの首都バンコク中心部に、日本ブームの極みを象徴する場所がある。繁華街スクンビット地区のショッピングモール「ゲートウエー・エカマイ」は、入り…

第９回 日本からの物の輸出は、貨物であれ、郵便物であれ、20万円超でなければ「貿易統計に反映されない」（財務省関税局）。すなわち、これより少額の商品が大半…

第８回 シンガポールですでにトマトを栽培している銀座農園は、新たに食品加工場を設ける準備を進めている。今夏以降をめどに稼働させる計画だ。「進出先国に入り…

第７回 銀座農園がインターネットで販売する日本の青果物は、瀬戸内海地方での収穫後わずか２～３日でシンガポールの購入者の家まで届く。直近の受注・配送を例に…

第６回 世界中の高級ブランド店が軒を連ねる銀座。その玄関口、ＪＲ山手線有楽町駅前では週末に３年ほど前から独特な光景が見られるようになった。駅前ビル１階…

第４回 インターネット通販国内最大手、楽天は2013年末からシンガポールで新たな挑戦を始めた。電子商取引（ＥＣ）事業で海外へ初進出したのは08年の台湾。アジア…

第３回 築地場外市場は、観光客が毎日朝早くから押し寄せ、にぎわう。国内客は試食を楽しみながら買い物し、欧米からの観光客は物珍しそうに海産物を眺めている。…

第２回 海外向けのインターネット通販は、輸送費がかさむため販売価格が高くなる。だが、売り手がそれを吸収すると利益を残せない。オイシックスは2009年12月の「…

アジアの消費者と日本の生産者の距離が縮まっている。インターネット通販が各国で急成長を遂げ、国際物流網の整備が進んで日本品を手軽に買えるビジネスインフラ…