シャンムガム外相は16日、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相と、ベトナム南部ビンズオン省のベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)で13日に起きた反中国デモについて電話会談を行った。シンガポール国旗が燃やされたことに強い遺憾の意を示している。
シャンムガム外相は、デモ参加者が暴徒化し、中国系など外資企業の破壊行為に及んだことを「憂慮している」と表明。VSIPはシンガポールとベトナム政府が推進してきたものと強調した上で、投資家や事業家からの信頼が暴動により損なわれかねないと指摘した。
ファム外相は、VSIPで人命と財産を守るために必要な措置を取ると確約している。
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