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富士康が大規模リストラか、人件費上昇などで

チャイナデーリーなど28日付中国メディアは、EMS(エレクトロニクス機器の受託製造サービス)世界最大手、台湾・鴻海精密工業傘下の富士康科技集団(深セン市、フォックスコン)が、大規模なリストラを計画していると伝えた。業績の伸び悩みと中国での人件費上昇が理由という。

フォックスコンの郭台銘董事長の特別助理を務める胡国耀氏が明らかにした。規模や時期については不明。人件費対策として、自動化設備の導入を進めていくことにも触れた。

フォックスコンの売上高は2003~12年の間、毎年2桁の伸びを維持していたが、13年に1.3%減とマイナスに転落。14年は6.5%増と回復したものの、伸び悩んでいる。ピーク時には世界で130万人を雇用しており、民間企業としては世界最大規模だった。

売上高の伸び縮小の背景にあるのは、デジタル製品の販売不振と価格下落だ。米IT市場調査会社のIDCによると、今年のスマートフォンの世界販売は前年比13%増となる見通し。伸び幅は前年の23%から半減することになる。パソコンは3%減と予測した。価格下落も進み、スマホ1台当たりの世界平均価格は18年に14年の297米ドル(約3万5,000円)から19%下落するとみている。大規模リストラは、大口顧客である米アップルからの受注減があるとの見方も出ている。

一方、フォックスコンは将来的に従業員の新規募集規模を縮小するものの、現時点ではリストラの計画はなく、世界で100万人以上の雇用を維持するとしている。<全国>


関連国・地域: 中国-全国台湾
関連業種: 電機IT・通信マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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