先週金曜日にマニラ首都圏の一部などで降った雨は、久々の土砂降りだった。まさに、滝のようなという表現がぴったり。エルニーニョ現象による日照りが続き、このところは当地の夏としては過去10年来最高の気温という猛烈な暑さでいささか参っていただけに、足止め要因になったとはいえ、嬉しい雨だった。
「そろそろ雨季が近いのかな」と思ったら、週末はまたも猛暑がぶり返してしまった。フィリピン気象庁(PAGASA)の話では、金曜の大雨はたまたま首都圏などを覆った低気圧によるもので、実際の雨季入りは6月第2週ごろらしい。「この凄まじい暑さとまだ付き合わないといけないのか」――ちょっとうんざりだ。
もっとも、雨季が来たら来たで、傘が手放せない毎日を恨めしく思うに決まっている。我ながら身勝手なものだ。まあ、人間だから仕方ないけれど。(和)
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