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とんかつのまい泉、外食S&PとFC展開

井筒まい泉(東京都渋谷区)は、タイでとんかつレストランをチェーン展開する。このほどレストラン「S&P」などを手掛けるS&Pシンジケート(S&P)と「とんかつまい泉」のフランチャイズ(FC)ライセンス契約を締結。第1号店をバンコク都内シーロムに開業した。

今回の提携は、まい泉の初めての海外進出となる。契約期間は10年で20店まで増やす計画。1店舗当たりの床面積は約150~180平方メートル(50~70席)とし、来年は3~5店を開業する予定だ。流通大手セントラルの商業施設などに出店するほか、日本で手掛ける中食(かつサンドや弁当)のカウンター販売やスーパーでの小売販売をタイにも導入する意向という。

井筒まい泉の岡本猛社長は、「タイ全土に店舗展開している老舗のS&Pは非常に心強いビジネスパートナー」と提携事業への期待を示した。タイのほか、台湾やシンガポール、ベトナムなどアジア地域でのチェーン展開にも関心があるとして、海外事業拡大に意欲をみせた。

■「揚げ物好き」に期待

1号店はソフトオープンから1カ月が経ち、当初見込みの3倍の来客があるという。日本で5年の滞在経験を持つ、S&Pのティラコン・ビジネス開発部長は「タイ人はとんかつのような揚げ物が好き。日本で品質の高いとんかつ店として知られるまい泉をタイに持ってきたかった」とまい泉との提携の理由を説明した。タイ国内の日本料理の外食市場は140億バーツ(約378億円)規模で、年15~20%ペースで拡大しているという。

事業展開に先立ち、S&Pは資本金1,000万バーツでS&Pインターナショナルフーズを設立。来年にも新しい日本の外食ブランドを投入するとしている。11月には、湯葉・豆腐料理店チェーンの梅の花(福岡県久留米市)と合弁会社を設立し、和食レストランを展開していく計画を発表していた。

S&Pは主力の「S&P」のほか、「パタラ」「サイアムキッチン」「ブルーカップ・コーヒー」など約380店を全国で展開。冷凍食品の製造販売やケータリングも手掛ける。昨年の売上高は約59億4,000万バーツだった。

井筒まい泉は1965年創業。サントリーホールディングスの傘下にあり、「とんかつまい泉」は日本国内でレストラン6店、デパートなどに中食の販売拠点50カ所を運営している。2011年度の売上高は82億円。


関連国・地域: 台湾タイベトナムシンガポール日本
関連業種: 食品・飲料マクロ・統計・その他経済

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