地場格安航空(LCC)最大手のセブ・パシフィック航空は28日、1~9月の国内線・国際線合わせた旅客数は前年同期比12%増の約980万人となったことを明らかにした。セブを拠点とした国内線の路線拡大や国際線の乗り入れ枠拡大が寄与した。
キャンディス・イヨグ副社長によると、セブとビサヤ地方各地を結ぶ路線の旅客は、前年同期比47%増加。セブとルソン地方各地、ミンダナオ地方各地を結ぶ路線の旅客はそれぞれ42%増、30%増となった。また、国際線では、中国本土路線の旅客が29%増加。台湾路線(25%増)、ブルネイ路線(24%増)、マレーシア路線(19%増)でも、それぞれ2桁成長を記録した。
同副社長は、先月から今月初めにかけて、国内線10路線とイロイロと香港、シンガポールを結ぶ便の運航を開始したことに加え、来月にはセブとタイのバンコク、マレーシアのクアラルンプールを結ぶ便の運航開始を予定していると説明した上で、今年の旅客数の通年目標1,400万人の達成に自信を示した。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。