ホテルのドゥシタニ、グアムで受託運営

ホテルチェーン経営・運営のドゥシタニ（ＤＴＣ）傘下のドゥシット・インターナショナルは３日、米グアム島のリゾートホテルを受託運営すると発表した。

ホテルを所有するタノタ・パートナーズと２日、バンコクで運営契約を締結した。ホテルは商業・観光地区のタモンベイに建設中。国際空港から車で15～20分の距離にある。30階建て、417室で、グアム島最大の会議場を併設する。「ドゥシタニ・グアム」の名称で運営する。来年後半にソフトオープンを予定している。

ＤＴＣは「ドゥシタニ・グアム」のマーケティングのため、年内に東京に事務所を開設する計画する。グアムを訪れる観光客の70％を占める日本からの集客拡大を担う。

ＤＴＣは今年、モルディブで現地企業との合弁でホテル経営を開始した。今後は米国西部カリフォルニア州、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のアブダビ、インドのニューデリー、中国・海南島でもホテルを受託運営する計画だ。