インドネシア西ジャワ州スバン県が、次世代の成長地域として注目されつつある。同県は日系企業が集積する工業地帯がある同州カラワン県に隣接し、2021年12月にパティンバン新港の自動車ターミナルが本格稼働したほか、23年に全面供用を開始したクルタジャティ空港(同州マジャレンカ県)にも近い。こうしたスバン県の地理的利点を生かし、地場不動産開発スルヤチプタ・スワダヤは、新興都市「スバン・スマートポリタン」の開発を始めている。現在、工業団地を中心とした第1フェーズの建設を進めており、今年12月に開業を予定する。