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タンチョンが生産増強、日産新モデルを年内発売

日産車の組み立て・販売を手掛ける華人系財閥タンチョン・グループは5日、スランゴール州北部のスレンダ工場の生産能力を増強すると発表した。最新の設備を導入するなどして年産能力を現在の約3万台から2倍以上となる約6万8,000台に増やす。投資額は1,500万リンギ(約3億7,000万円)。年内に発売予定の量産型新モデルの生産を開始する。日系勢ではトヨタやホンダも能力増強に動いており、競合車種が複数ある3社の市場競争が激しくなりそうだ。