ミャンマー国軍によるクーデターから3年がたった1日、最大都市ヤンゴンは平穏を装っていた。軍事政権への抵抗を示す「沈黙のストライキ」を午前10時から午後4時まで実施するよう呼びかけられたが、街中には何事もないかのような日常の風景が広がっていた。だが、長引く政情不安による疲弊と景気停滞による困窮で、市民の間には将来への不安が渦巻く。反軍感情も依然強い。市民は、民政復帰の願いと軍政下での生き残りという相克に揺れている。【小故島弘善】
ミャンマー国軍によるクーデターから3年がたった1日、最大都市ヤンゴンは平穏を装っていた。軍事政権への抵抗を示す「沈黙のストライキ」を午前10時から午後4時まで実施するよう呼びかけられたが、街中には何事もないかのような日常の風景が広がっていた。だが、長引く政情不安による疲弊と景気停滞による困窮で、市民の間には将来への不安が渦巻く。反軍感情も依然強い。市民は、民政復帰の願いと軍政下での生き残りという相克に揺れている。【小故島弘善】