大阪市は20日、大阪府および大阪観光コンベンション協会と共同で、自治体の観光情報として初となるタイ語版の観光情報アプリ(ソフト)「オーサカ―インフォ」を公開した。
大阪市は2008年、タイからの訪日旅行者が増加傾向にあることを受け、全国に先駆けタイ語での観光情報サイトを開設。アクセス数を順調に伸ばしてきた。今年9月上旬からは交流サイト(SNS)「フェイスブック」のタイ語ページもスタート。今回の新アプリ導入で、スマートフォン(高機能携帯電話)でも大阪の観光情報を提供できるようにした。タイ向け情報発信の拡充により、大阪を訪れるタイ人の利便性を向上させる。
「オーサカ―インフォ」では、大阪観光の基本情報、食やショッピングの施設やイベント情報のほか、地図、交通、宿泊施設に関する情報を提供。大阪を拠点に日帰りできる神戸、奈良、京都といった近隣都市の観光スポットも紹介する。米アップルの「iPhone(アイフォーン)」とシャープ製スマートフォンに対応している。
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