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介護市場、「日本式」に商機

千葉つばさ参入、制度整備に期待

ベトナムで日本企業による介護市場への参入が始まっている。同国では富裕層の高齢者向け介護施設やマンションの建設が増えてきており、千葉県君津市で特別養護老人ホームなどを展開するつばさグループは、2023年7月に首都ハノイでオープン予定の介護施設を運営する。ベトナムでは急速に高齢化社会が進んでおり、介護需要の拡大は確実視されるが、有償のサービスを普及させるには公的な介護保険の整備が課題となる。