カンボジアで、同国初となる国債の発行が延期された。財務経済省は、技術的な問題のためと理由を説明。新たな発行日は追って通知するとしている。当初計画では6月末に発行される予定だった。プノンペン・ポスト(電子版)が6月29日伝えた。
同省の報道官は、省内の技術チームが現在、問題解決に当たっていると語った。作業の完了予定日については言及しなかった。
カンボジアは6月末に、同国初となる3億米ドル(約408億円)相当の国債を発行する計画だった。
オウン・ポンモニラット財務経済相は5月、「国債はカンボジア証券取引所(CSX)で活発に取引され、社債の価格決定や財務分析で指標となることが期待される」と話していた。
CSXには現在、メインボード(主要市場)と中小企業向けのグロースボード(新興市場)を合わせて、9社が株式を、7社が社債を上場している。
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