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豪の温室効果ガス排出量、昨年は0.8%増加

オーストラリア産業省が27日に発表した統計で、昨年1年間の温室効果ガスの排出量が前年比で0.8%増加し、4億8,800万トンに増えたことが分かった。新型コロナウイルス禍収束後の経済回復に伴い、ガスや石油、石炭などの生産過程で大気中に流出する漏えい排出や運輸事業からの排出量が増えたためだ。28日付地元各紙が報じた。

昨年の排出量の増加率は2006年以降、最大となった。発電事業からの排出量が依然として最も多く、全体の32.9%を占めており、2番目に多い「発電を除くステーショナリー・エネルギー(製造事業などでの燃焼)」が全体の21%、運輸による排出量が18.6%、農業が15.8%を占めた。

発電関連の排出量は減少傾向にあり、昨年は前年比で4.2%減少したが、運輸関連の排出量は同4%増、農業からの排出量は同4.2%増加した。特に、運輸関連の排出量は1990年以降、48.1%増加している。

アルバニージー政権は2030年までに温室効果ガスの排出量を05年比で43%減とする目標を掲げているが、昨年の時点で05年比の減少幅は24.1%となっている。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のバーチ上級エコノミストは、「排出量の動向は(コロナ禍の影響もあって)不安定な状態で、傾向をつかめるまでしばらく時間を要する」とした上で、発電事業からの排出量が急速に減少しているのは確かだと述べた。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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