通っているヨガ教室は、前触れがなく先生が変わる。その日のヨガの内容の厳しさは、先生によって違うため、行ってみてからのお楽しみとなる。
ある日の先生は、よく一緒に生徒側として指導を受けていた女性だった。「きょうはわたしが教えるの」と教えてくれたにこやかな笑顔とは裏腹に、内容はとってもハード。明日の筋肉痛を憂いつつ、これまで習ったことのない新たなポーズに挑戦した。
とはいえ、通い始めてから感じているうれしい変化もある。前屈で以前よりマットに手がつくなどのちょっとしたものだが、長い時を経ていつの間にかしんどくなっているポーズが多いことを考えると、若返ったみたいでうれしい。
同じポーズでもきょうは普段より苦しいなど、体調の変化も感じるようになった。授業後に先生に健康相談をする人が多いのを見ると、ある種の医療施設のようにも思えてくる。(榎)
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