フィリピンの格安航空会社(LCC)セブ・パシフィック航空は22日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で激減した旅客便運航の正常化を見込み、人員増強を進める方針を明らかにした。2023年初めまでにコロナ禍前の水準の4,000人体制を見込む。23日付インクワイラーが伝えた。
コロナ禍が深刻だった時期に解雇したパイロットや客室乗務員、カスタマーサービス要員などを優先的に再雇用する。
20年以降にセブ・パシフィック航空を解雇された従業員の数は明らかになっていない。同社の財務報告書によると、21年末時点の従業員は3,046人で、1,000人近くを雇用するとみられる。
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