ジャカルタ南部にオープンしたばかりの公園が6月末まで閉園する。「エコパーク」と名前がついたその公園は、緑あふれる景観が写真映えするためか来場者が殺到。5月上旬の連休には1週間で11万人を超える人が訪れた。
閉園の理由は、駐車場の未整備、来場者のごみの不始末、不法営業する屋台の乱立など諸説ある。公園のキャパシティーは1万人程度なのに、6万人が来た日もあるとなれば、いずれも起こり得る事態だ。ジャカルタ知事は、コロナ対策で混雑を避けるためと説明する。
名所の1つ、独立記念公園(モナス)も2年ぶりに市民に開放された。足元のコロナ感染者数増加は気になるが、屋外で思いきり体を動かしたい気持ちになる。モナスもエコパークとおなじ轍(てつ)を踏まなければいいが。首都には実は140カ所以上の公園がある。隠れた公園名所を探してみるのもよい。(麻)
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