インドネシア公共事業・国民住宅省の高速道路統制庁(BPJT)は16日、首都ジャカルタ東部カンプンムラユと西ジャワ州ブカシを結ぶベチャカユ高速道路事業のうち、2Aセクション(ジャカサンプルナ―マルガ・ジャヤ区間)が年内に開通する予定だと発表した。
同区間は延長4.12キロメートルで、工事進捗(しんちょく)率は89.97%に達した。同庁の広報担当者は17日、NNAに対し、建設工事は8月に完成し、その後、運用前の試験などを実施する予定と明らかにした。
ベチャカユ高速道路は、ジャカルタと東部の工業地域を結ぶチカンペック高速道路の北側に位置する。ジャカサンプルナからジャカルタ方面に向かう区間はすでに運用を開始しており、東ジャカルタ・チャワン―北ジャカルタ・プルイットを結ぶウィヨトウィヨノ高速道路と接続している。
2Aセクションが開通することで、チカンペック高速道路やブカシ周辺の渋滞解消が期待される。
ベチャカユ高速道路は、国営建設ワスキタ・カルヤ・グループのクレスナ・クスマ・ディヤンドラ・マルガが運用している。
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