外食大手ドトール・日レスホールディングス(東京都渋谷区)は5月31日、マレーシアの首都クアラルンプールにコーヒーチェーン「ドトールコーヒーショップ」を再出店した。マレーシアのコングロマリット(複合企業)テクスケム・リソーシズ(TRB)との合弁会社が運営する。
店舗は、三井不動産がクアラルンプール中心部で運営する商業施設「三井ショッピングパーク・ららぽーとブキビンタン・シティーセンター(BBCC)」のフードコート内にオープンした。コーヒーのほか、抹茶やほうじ茶、果物を使用したドリンク、デザートなどを提供する。ブレンドコーヒーの価格は1杯8~9リンギ(約233~263円)となっている。
ドトール・日レスホールディングスは、2015年にテクスケムと合弁会社D&Nコーヒー・アンド・レストラン・マレーシアを設立。16年にジョホール州テブラウの商業施設「イオン・テブラウシティー」に、ドトールコーヒーショップの同国1号店を開業した。クアラルンプールやスランゴール州クランなどにも出店したが、その後全店を閉鎖していた。
5月2日には、同じく三井ショッピングパーク・ららぽーとブキビンタン・シティーセンターで、ドトールコーヒーショップの姉妹店である星野珈琲店がオープンしている。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。