先端技術に投資するベンチャーキャピタルのリアルテックホールディングス(東京都墨田区)は26日、シンガポールに現地法人を設立したと発表した。東南アジアでの投資実行と、投資先企業の支援を加速するのが狙いだ。
スタートアップの集積地となっている中央部の工業団地「ブロック71」内に、現地法人RTHDシンガポール(日本語名・リアルテックホールディングス・シンガポール)を今年2月に開設した。研究開発型スタートアップの事業展開を支援する。
最初の事業として、リアルテックホールディングスのグローバルファンドが2020年12月に出資していた、シンガポールの外科医療用ロボット開発NDRメディカルテクノロジーの日本での拠点立ち上げと事業展開を支援する。
RTHDシンガポールの山本憲志取締役は「テクノロジー投資を切り口に、日本と東南アジアの双方で社会課題の解決に貢献したい」と意気込みを語った。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。