4月のチャンギ空港の旅客数は新型コロナウイルス流行前の4割の水準まで回復した。2年間にわたる入国制限が徐々に緩和される中、ここ数カ月は多くの人が海外での休暇を楽しむために飛び立ち、多くの外国人観光客が当地に戻ってきている。
シンガポールと日本の国民は、数多くの国・地域へビザなしで旅行できるパスポートを保有できる。しかし、燃料費高騰やインフレの影響で、海外で休暇を過ごすことはぜいたくになってきている。この状況が今後数年間は続くとみる航空専門家もいる。
コロナ以前は近隣諸国を中心に頻繁に旅行する人が多く、年に6回も海外旅行をする人もいた。そろそろ気候変動に対処するためにも、炭素排出量が多い飛行機での旅行を減らすべきなのかもしれない。年に1回の特別な旅行に焦点を当て、より新鮮で楽しい経験をする計画でも立ててみようか。(静)
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