シドニーではサーキュラーキーのフェリー乗り場にも、カプセルにおもちゃが入った「ガチャガチャ」が設置されている。シドニーに出張した日本人ビジネスマンに伝えたところ、「親ガチャ」という言葉が昨年の流行語大賞になったのを知っているかと聞かれた。
生まれてくる子どもは運任せで親を選べず、生まれ持った容姿や能力、家庭環境によって人生が左右されるという意味で、スマホゲームに例えて作られた言葉だそうだ。この新しい日本のインターネットスラングには、若者からの共感が集まっているという。反対に親目線からの「子ガチャ」という言葉もあるという。
こちらは海外での日本文化の普及を伝えようとしただけだが、日本人の何ともネガティブな思考の話に着地するとは予想外だった。オーストラリアなら、袋だたきにあいこそすれ、そんな言葉ははやりそうにないし。(弥生)
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