韓国政府は4日、6月1日から外国人観光客の査証(ビザ)なし(ノービザ)での済州国際空港(済州道)および襄陽国際空港(江原道襄陽郡)からの入国を認めると発表した。ただ、スーダンやシリアなど法務相が指定した24カ国と、ビザ免除協定が中断されている日本や香港、台湾など10カ国・地域は対象外となる。
ノービザでの入国再開は、新型コロナウイルス感染症により水際対策が強化されて以来、2年4カ月ぶりとなる。これにより、6月から大部分の国の外国人は、ビザがなくても済州島に30日間の滞在が可能になる。
襄陽空港からの入国はベトナムやフィリピン、インドネシア国籍の5人以上からなる団体観光客が対象となり、江原道や首都圏での15日間の観光が可能だ。出入国時には、同一の航空便を利用しなければならない。10月1日からはモンゴルも対象に含まれる。
中央事故収拾本部の孫映莱(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は「海外からの入国制限措置についても、段階的に以前のように正常化していく」としている。
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