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日本の半導体「当社が売る」

最大手商社アロー、協業を熱望

半導体商社世界最大手の米アロー・エレクトロニクスが、日本の半導体・電子部品メーカーとの協業拡大を熱望している。世界の半導体市場の5割以上を占めるアジアで、日本のサプライヤーからの調達を増やし事業をさらに拡大したい考え。アジア太平洋事業の統括会社で会長を務める余敏宏(サイモン・ユー)氏は「日本の技術は素晴らしい。当社がアジアに持つ1万8,000社の顧客網を活用してもらい、ともに市場に価値を生み出したい」とラブコールを送る。【天野友紀子】