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日野が新小型トラック発売、今年は8千台目標

日野モータース・マレーシアは今年、前年比37.2%増の8,000台の販売を目指す。13日にフルモデルチェンジした主力車種の小型トラック「300」シリーズを発売。変速機に新たにオートマチックトランスミッション(AT)を追加したモデルなどを投入した。需要が拡大している物流業者を中心に売り込み、小型トラックのシェア首位を維持する狙いだ。

新たに社長に就任した田中信行氏は同日開いた会見後、販売目標について「今年は新モデルで3,500台、昨年12月に投入した300シリーズの2モデルで3,000台の販売を目指す」と述べた。中~大型トラックや小型バスを合わせ計8,000台の販売を目指すことも明らかにした。

ATを搭載した「XZU720」「XZU730」、エコタイプの「WU600」「WU640」、パワー重視の「XZU720」「XZU730」を発売した。ただ「XZU」でもエコタイプを選べるなど仕様が複数あり、合計で11モデルとなる。エンジン排気量はいずれも4000ccで、車両総重量は5トン~8.3トン。価格は8万3,920~12万リンギ(約221万~317万円)程度。ともに車体のみの価格で、保険料などは含まれない。

新モデルには、新たにATタイプを加えたのが特徴。日野によると、マレーシアでは乗用車へのAT搭載比率が高く、トラック顧客からもATの方が運転しやすいとの声が多かった。トラックは砂利道など舗装されていない道路を走行することもあり、マニュアルトランスミッション(MT)を採用していることが多い。ただ多様な運転環境や荷物の重さなどに耐えられるよう工夫した。

新モデルはこのほか、車内前方の窓柱(ピラー)を細くして視界を広げたほか、乗車する際の足かけ部分を広くするなどした。スピードメーターの発色にはLED(発光ダイオード)を採用した。

日野は今回の新モデル投入で、小型トラックはこれまでの5車種から一気に13車種に拡大した。中型・大型は計11車種、小型バスは7車種販売している。市場シェアは小型、中~大型トラック、小型バスの3部門でトップを独走している。車両総重量4.5トン以上の商用車市場の市場規模は1万7,000台程度とされており、うち7割以上を小型が占めている。日野は販売の主力である小型トラックの車種拡充でさらにシェアを伸ばす考えだ。

アフターサービス拠点も拡大する。田中社長によると、現在は販売・サービス拠点を全国に67カ所構えており、うち3S(販売・サービス・部品交換)センターは36カ所。全体に占める3Sセンター拠点の比率はすでに5割以上だが、今後はこの比率をさらに高める方針だ。


関連国・地域: マレーシア日本
関連業種: 自動車・二輪車

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