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豪連邦裁、違法ストで海運労組に損害賠償命令

オーストラリア連邦裁判所はこのほど、オーストラリア海運労組(MUA)が、2017年に違法な2週間のストライキを実行したとして、港湾大手パトリックと物流大手キューブへの合計約220万豪ドル(約1億7,800万円)の損害賠償を命じる判決を下した。今年のクリスマス商戦を目前に争議行為を激化させていた労組に対する大きな抑止力となる可能性がある。11月30日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

MUAは17年4月下旬から5月上旬にかけて、シドニーのボタニー港で争議行為を起こしていた。

連邦裁判所はMUAに対し、キューブに185万豪ドル、パトリックに36万豪ドルの賠償金をそれぞれ支払うように命じた。さらにMUAは3万豪ドルの罰金を、シドニー支部の幹部らは1万2,500豪ドルの個別の罰金を支払う必要がある。

今回の事例は、雇用主が労組に対する損害賠償請求を最終判決まで持ち込んだ珍しい例で、ほとんどの企業は裁判の前に和解するか、請求を取り下げるという。

MUAは過去6カ月、パトリックに対しストを実行しており、サプライチェーン(調達・供給網)に圧力を与えていた。また港湾最大手DPワールドに対しては、違法ストを実行した疑いがもたれている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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