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国内線再開も警戒感、初日は取りやめ相次ぐ

ベトナムの国内線旅客便が10日に再開したが、初日は計画されていた38便のうち27便が運航取りやめとなった。首都ハノイ市はホーチミン市からの乗客に到着後7日間の隔離措置を求め、航空会社が運航を断念した。政府は新型コロナウイルスと共存する「ニューノーマル(新常態)」を目指して経済再始動を進めるが、各地では人の移動により感染が増えるとの警戒感が根強い。経済の段階的再開とコロナ対策の妥協点で政府内の解釈が異なる状況で、鈍い出だしとなった。